楽天先発の則本昂大投手(25)が、7回2失点で8勝目を挙げた。

 逆転直後の7回、連打で無死一、三塁のピンチに。ここからワンバウンドのフォークボールを多投し、切り抜けた。「自分のミス(3回のけん制悪送球)から失点を許してしまいましたし、ヒットもたくさん打たれました。反省点の多い登板でした。でも、最後のピンチで粘れたことは収穫ですし、(捕手の)足立さんが止めてくれると信頼して、思い切って投げられましたので、その点は良かったと思います」とコメントした。

 梨田昌孝監督(62)は「逆球が多くて調子は良くなかったと思うが、三振で切り抜けたのは、さすがエース」と、粘り腰に感心していた。