ヤクルト由規投手(26)が、復活勝利を挙げた。中日打線を相手に5回1/3を投げ2失点。11年9月3日の巨人戦以来5年、1786日ぶりに勝利を挙げた。9日の中日戦(神宮)で復帰登板してから2試合目で念願の白星をつかんだ。13年に右肩を手術し、昨オフには育成選手となり背番号は121になった。7月5日に支配下登録され、背番号も元の11をつけ再スタートを切った。

 「1番はホッとしています。今日は前回より変な緊張もなく、すんなり試合に入れたのが良かったのかな。周りの人が守ってくれて、打ってくれて。リリーフの方の力を借りて、みんなに勝たせてもらった。これからは1つ1つ恩返しをしていきたい。一生懸命に投げて野手の人にもいい影響を与えていきたい」と喜びを話した。