DeNAが連敗を2で止めて勝率を5割に戻した。

 1回に梶谷、筒香の連続アーチなどで一挙4得点。阪神の先発能見の立ち上がりを攻めた。2回以降は2安打と打線が沈黙したが、投手陣がリードを守りきり接戦をもぎ取った。アレックス・ラミレス監督(41)は「ゲーム前に梶谷と『横浜スタジアムでホームランがないね』と話していた。よく打ってくれた」と決勝2ランの梶谷をたたえた。投手陣についても「山口は初回だけタフなイニングになったが、その後はよく投げてくれた」と評価した。

 前夜、自身ワーストの4失点で敗戦投手となった守護神山崎康を2点差の9回に投入。ゴメスに1発を浴びたが、後続を打ち取り、リーグトップタイの25セーブ目に到達した。「ヤスアキは何があってもチームのクローザー。これからも同じ場所で投げてもらうことには変わりない」と不変の信頼を寄せた。

 プロ通算100本塁打に王手をかけた筒香にも「明日にも(100号が)出てくれると思う」と太鼓判を押した。