ヤクルト山田哲人内野手(24)が、緊急交代した。「3番・二塁」でスタメン出場したが、2回守備で途中交代。7月30日の巨人戦(東京ドーム)で、死球を受けた左背中の痛みが悪化した。

 試合中に名古屋市内の病院に直行。CT検査の結果、問題はなかったが、10日にMRI検査で患部の状態を再確認する。真中監督は「明日の出場はまだ分からない」と話した。

 試合前練習の段階で違和感を感じていた。打撃練習を途中で切り上げ、守備練習には就かずにそのまま三塁側ベンチに退いた。山田は「痛みがなかったと言えば、うそになる。全力でプレーできないと思った」。14年7月13日のDeNA戦(神宮)から続いていた連続フルイニング出場は、316試合で途切れた。ここまで84打点でリーグトップを走り、打率3割2分9厘、33本塁打でリーグ2位につける昨季のトリプルスリー男。川端、畠山、雄平と主力の故障が相次ぐ中、チームにとって痛々しいニュースとなった。