【俺たちの青学大〈14〉】黒田朝日の弟・然デビュー 憧れの兄と同じ適性、同じ言葉

来年正月の箱根駅伝で史上初の同一チーム2度目の4連覇を目指す青学大。

12日の出雲駅伝で黒田然(3年)が、念願の3大駅伝デビューを果たしました。

前回箱根路5区で「シン・山の神」となった兄朝日(GMOインターネットグループ)の背中を追いかけますが、原晋監督(59)が求めるハードルの高さを痛感。

「エース誕生」が期待される中、兄に続く救世主となるため努力を重ねています。

陸上

◆黒田然(くろだ・ぜん)2005年(平17)8月23日、岡山県生まれ。4人きょうだいの次男で兄朝日は箱根5区区間記録保持者。妹六花は宮城・仙台育英高陸上部に所属。父も元箱根ランナーの陸上一家で育つ。競技開始は「消去法」が理由。岡山・玉野光南高から青学大進学後、2年時は関東学生対校選手権2部1万メートルで日本人2位の5位入賞。ハーフマラソンで自己ベスト1時間2分22秒をマーク。163センチ、53キロ。

出雲駅伝の開会式で整列する青学大の選手たち。右から3人目が黒田然=2026年10月11日

出雲駅伝の開会式で整列する青学大の選手たち。右から3人目が黒田然=2026年10月11日

区間7位「何も考えている暇はなかった」

8年ぶりの出雲駅伝制覇を目指した青学大は、4区終了時点でまさかの関東勢10校の中で最下位。

単独走を強いられていた。

黒田の3大駅伝デビュー戦となった5区(6・4キロ)。

トップから2分15秒遅れの11番手でタスキを受け取った黒田はハイペースで突っ込んだ。

「もう順位がどこであっても、自分の力を100%出し切ることしか考えていなかった」

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スポーツ

泉光太郎Kotaro Izumi

Kanagawa

神奈川県横浜市生まれ。2019年に大学卒業後、地方紙に入社。警察担当記者を経て翌20年から運動部に異動し、アマチュア野球やインターハイ、箱根駅伝100回大会など取材。
24年パリ五輪・パラリンピックでは地元選手を追ったものの、現地取材はかなわず…。しかし、オリンピック関連取材をきっかけに本格的にスポーツ記者を志し、翌25年春、日刊スポーツに転職。高校野球取材で西東京大会を担当後の8月からスポーツ部の一員となった。
サッカー日本代表の森保一監督にあいさつした際には「完全移籍選手」と命名された。趣味は料理と駅伝観戦。自宅で、ぬか床を育てるなど発酵食品が好き。