阪神ドラフト3位指名の大経大・常深颯大投手(22)が27日、大阪市の同大学で指名あいさつを受けた。名字の読みは「つねみ」。珍名で難読だ。名字由来netによると全国で約1100人だけ。出身の兵庫県西部ではたまに会うそうだが、正しく読んでもらったことは「いやあ、ないですね」と照れ笑い。「ジョウシン、ツネフカ、トコフカ…(笑い)。読まれるほどの活躍をしたいなと思います」ときっぱり。常深=ツネミを広めるにはプロでの活躍が最短距離だ。
名前と同様に、読みづらい投球が大きな武器。畑山統括スカウトは「出どころの見にくい投球フォームから繰り出すクセのあるストレートと、多彩な変化球を低めに集める投球術を高く評価した」と本人にも伝えた。元ソフトバンク和田毅のようにテイクバックで左手が体の陰に隠れ、リリースポイントが見えにくい。140キロ台でも打者を差し込んでいく。
明石商(兵庫)の先輩でもある巨人山崎のツーシームを動画で研究。高校3年だった4年前、山崎がドラフト指名された直後にキャッチボールしてもらった。直球、変化球をじかに確かめた経験が成長につながった。尊敬する先輩だが「プロに入る以上は勝たないと優勝にも近づかないので、負けたくない気持ちの方が僕は強い」とモチベーションを高めた。【柏原誠】
◆常深颯大(つねみ・そうた)2004年(平16)7月19日生まれ、兵庫県小野市出身。小野東スポーツ少年団で野球を始め、小野中では兵庫加古川ヤングに所属。明石商ではエース。3年夏の兵庫大会は5回戦でドラフト同期の榊原(報徳学園)に投げ勝つが甲子園出場できず。大経大では1年春にデビュー。2年春に平古場賞(新人賞)。通算18勝11敗、防御率2・19。177センチ、82キロ。左投げ左打ち。



