車椅子ソフトボールの日本代表で埼玉県内のチーム、埼玉A・S・ライオンズの堀江航選手(37)が始球式を行った。同競技で使用する通常のソフトボールよりも大きい「16インチソフトボール」を使い、下手投げからノーバウンド投球を披露。「たくさんの方が来て(スタンドが)盛り上がっていたので、ちょっとだけ緊張しましたが、いい経験になりました」と笑顔をみせた。

 西武は2013年から同競技を支援しており、9月3、4日には県営大宮球場隣の大宮第2公園多目的広場で「第2回ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会」が開催される。同選手も出場予定で「優勝したいですね」と意気込んだ。

 また、試合前には車椅子ソフトボール体験会も行われ、300人以上のファンが参加。堀江選手らは、車椅子ソフトボールの「パラリンピック正式種目」を目標に活動をしている。