巨人ルイス・クルーズ内野手(32)がクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージDeNA戦3戦目が行われる10日、東京ドーム入りした。

 クルーズはペナント終盤に全力プレーを求めるチーム方針に反したことで3日に出場選手登録を抹消され、ファーストステージの欠場が決定。ファームで調整を続けていた。この日、1軍練習に参加すると、フリー打撃では快音を連発。その後は内野でノックを受け、最後は左翼の位置で打撃練習のボール拾いをするなど“改心”ぶりをアピールした。「体調はいいのでいつでも登録されればプレーはできると思う。今日、何とかチームが勝って広島で試合ができるチャンスを得て、自分も登録されるなら貢献したい気持ちが強い」と話した。

 再登録が可能なのは広島とのファイナルステージ第2戦(マツダスタジアム)の13日からで、反省を求める首脳陣の判断も必要になる。まずは仲間に命運を託すことになる。