ロッテ・ジェイソン・スタンリッジ投手(37)が15日、来季の現役続行に意欲を見せた。

 CSファーストステージ敗退直後は、現役続行か、引退か、「半々」としていた。この日、成田空港発の航空機で米国へ帰国。出発前に気持ちを聞かれ「どういう決定をするか分からないが、心の中では野球を続けたい気持ちがある」と明かした。球団は残留を要請する方針で、来季もロッテでプレーする可能性が高まった。

 移籍1年目の今季は、開幕からほぼ先発ローテを守り、8勝8敗、防御率3・56。「自分がシーズン前に立てた10勝という個人的な目標には達しなかったが、最後の5試合は良い投球ができた。ただ、もう少し、勝ち星を増やしたかった」と振り返っていた。