11月の侍ジャパン強化試合に参加する阪神藤浪が24日、甲子園での秋季練習でWBC公式球を使ってブルペン投球に励んだ。金本監督も見守る中、変化球も交えて全力投球時の感触を確認。「すべる感覚はあります。しっかり(縫い目が)指にかかればよく曲がりますね」と感想を述べた。

 代表入りは15年3月の欧州代表戦以来だが、この時はNPB統一球を使用。WBC公式球を握るのは、14年11月の日米野球以来となる。「投げたことあるボール。曲がりも大きいはずなのでしっかり調整していきたい」と話した。金本監督も「バランスを気にしながら投げていた。ばらついてる感じはないし、シーズン終わりから(好調を)継続している。(代表戦で)つかんでほしいね」。ブルペン投球後はポール間走を行い汗を流した。