「台湾OB選抜-巨人OB選抜 チャリティー試合」(20日、台湾・台中)のために台湾入りしている巨人OBの19選手が19日、台中市内の日本人学校で野球教室を実施した。

 冒頭ではソフトバンク会長で巨人OB会顧問の王貞治氏(76)が「野球と触れ合ういい機会。みんなにしっかりした野球を教えられると思うので、1つでもいいから覚えてもらって続けられるようにしてほしい」とあいさつ。その後、3クラスに別れて約2時間、約140人の生徒たちにスイングやスローイングの指導を行った。喜ぶ子供たちの姿に、前監督の原辰徳氏(58)は「我々の大事な仕事だよね。なかなか機会もないですから」と笑顔。「4番三塁」でスタメン出場予定のOB戦に向けては「ベストを尽くしていきます。少しでも野球の楽しさ、厳しさを伝えられればいいと思います」と意気込みを語った。