巨人亀井善行外野手(34)が、日本ハムからのFA移籍が決定的な陽岱鋼外野手(29)へのライバル心をあらためて口にした。

 8日、都内にある病気と闘う子供たちと家族のための施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」を沢村拓一投手(28)と訪問。子供たちと一緒にクリスマスの帽子づくりなどで交流し、チームが実施した東京ドームでの公式戦で1本塁打(計62本)1万円の寄付と募金箱との総額99万5532円を施設に渡した。

 訪問を終えた亀井は「自分にも子供がいますし、見学をさせていただいて思うこともあった」としみじみと語った。陽が加入すれば外野の競争は激しさを増す。常々「負けないようにしたい」と話しているが、「(日本ハムからFAでの加入が決定的な)陽岱鋼には負けません! 生え抜きの意地を見せます」と、決意を強くしていた。