中日荒木雅博内野手(39)がスピードスターの真骨頂を見せた。10日、名古屋市内で愛知県警のイベントにゲスト参加。

 「ストップ、スロー、スマート」のスリーS運動を掲げ、年末の交通安全を呼びかけた。この日は、同時刻に約30キロ離れた愛知県安城市で行われているイベントにも名を連ねていた。出番が終わった3分後にはユニホーム姿のまま軽やかに走って愛車に乗り込むと「ストップ、スロー、スマート!」と自ら宣言して出発。見事に安全運転と掛け持ちを両立させ、安城市で到着を待つファンを喜ばせた。

 荒木は「来年の今ごろもユニホームを着ているか分からない。ユニホームを着ているから、色々な人に話を聞いてもらえる。着ているうちにいろいろやりたい思いがある」と積極的な活動の意義を強調した。