広島鈴木誠也外野手(22)が14日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を臨み、今年の1700万円から約3倍増となる6000万円(金額はともに推定)でサインした。

 今年は右翼の定位置をつかみ、打率3割3分5厘、29本塁打、95打点と打撃3部門でいずれもキャリアハイを記録した。2試合連続サヨナラ弾を放った6月18日オリックス戦後に緒方監督からたたえられた「神ってる」という言葉は今年の流行語大賞を受賞するなど、全国的な注目を集めた。

 大幅増での契約更改に「思っている以上に評価してもらった。ここまで上がると思っていなかった。成績に関しては何とも思っていない。結果だけ見ればいい数字。でも、まだまだ満足していない。また来年、新たな自分に出会えるように頑張っていきたい」と話した。