広島は18日、ライアン・ブレイシア投手(29=アスレチックス3A)と契約合意したと発表した。契約金は5万ドル(約575万円)、年俸は47万5000ドル(約5462万5000円)、背番号は70に決まった。

 ブレイシアは183センチ、102キロ、右投げ右打ち。メジャー通算は7試合ながら、マイナーでは通算314試合に登板。554回1/3を投げて485三振と高い奪三振率を誇る。今季はマイナー46試合すべてで中継ぎ登板。60回2/3を投げて70奪三振。奪三振率は10・4を誇っている。

 球団はジャクソンに次ぐ中継ぎ投手として期待。球団幹部によると「コンパクトにキレのいいボールを投げる。背は高くないが、上から投げるので角度がある。球速以上に速く見える」と説明した。

 広島はシーズン中に左腕ジョンソンと3年契約で合意。中継ぎのジャクソンとヘーゲンズとも契約を延長しており、投手だけで4人目の外国人となる。野手は2年契約を結んだエルドレッドのみで、強打の右打者を中心にキャンプまでの長い期間で獲得調査を進める。