不調だった大砲2人に、明るい表情が戻った。日本ハム万波中正外野手(26)が、1回の先制適時打に6回には半月ぶりの1発と4番の仕事。7回には8試合ぶりにスタメン出場したアリエル・マルティネス捕手(30)が、2階席最上段に豪快弾を打ち込んだ。2人のアベック弾は2年ぶり。久々の“まんまる弾”でオリックスに快勝し、3カード連続の勝ち越しを決めた。

6月は不振気味でスタメンを外れたり、途中で代打を送られたりするケースもあった万波だったが、直近は3試合連続で4番起用。新庄監督の「毎日オールスターのつもりで打席に立ちなさい」という言葉に、奮い立った。「明るく楽しくやってほしいというボスのメッセージかなと。僕はそういう風に受け取った。前向きに打席を迎えられている」と万波。「他の打順に比べて特別なのは間違いない」と、意気に感じている。

オールスターファン投票の最終中間発表では、パ・リーグ最多得票を集めた。成績が伴わず、もどかしさもあったが「今は調子が悪いですけど、そこは前向きに。もっともっと自分を出して、魅力的に感じてもらえるようなプレーをいっぱいしたい」と顔を上げる。

新庄監督は「さあ、やったるぞっていうところで4番に置いて。したら、打ちよったね。あとは、どこの打順で打たせるか。7番、8番だったら打ってないですよ。4番だから打てた」。的中した起用に、ほくそ笑んだ。【中島宙恵】

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