DeNAラミレス監督が、阪神の「糸井封じ」に自信を見せた。

 オリックスで打率3割6厘の成績を残し、FA移籍で加入するのは、DeNAが今季6つの借金を喫した阪神。さらに手ごわくなる虎に、同監督は「糸井は言うまでもなくベストな選手。ただ彼は左投手に弱い。うちは左が多いからね」とニヤリと笑った。実際に糸井は、右の3割2分3厘に比べ、左は2割6分8厘とやや苦手とする。

 印象だけでなく、数字を見ても明らかな弱点に対し、石田、今永の若手先発陣に加え、田中健や砂田ら左投手で対抗することを示唆。特に今永は阪神戦に4試合先発し防御率1・80と抜群の安定感を誇る。「糸井はいい打者であることは間違いない。でも自信を持ってやっていくことを頭に入れている」と、不敵な笑みを浮かべながら大きな自信を口にした。