ソフトバンク・ドラフト1位田中正義投手(22=創価大)が10日、新人合同自主トレ2日目にして早くも“正義流”調整を容認された。

 キャンプインからA組入りが当確している右腕にとってはじっくりと体作りに励む他9人の高卒新人とは立場が違う。ただ、田中は「すぐにでもブルペンには入れますが、まだちょっと早いかな」と本格投球は今月下旬を予定。「シーズン1年間投げる。今飛ばしても意味がありませんから」。“特権”を与えられても、慎重な姿勢は崩さなかった。