中日のドラフト1位柳裕也投手(22=明大)がプロの洗礼を浴びた。10日、シート打撃に初登板。先頭ゲレーロにいきなり左翼越えにアーチをかけられ、続く杉山にも三塁線を鋭く抜かれた。阿部にも右前打を許した。加藤、石岡からは直球で三振を奪ったが、打たれた球はすべて高かった。

 柳は、自らの出来の悪さを嘆いた。「全部高いですね。プロ、アマ関係なく、低く投げないと打たれる。低くキレよくが自分の持ち味。いい球を投げたい、抑えたいと思うと高くなる」と反省ばかりだった。