ソフトバンク・ドラフト2位古谷優人投手(18=江陵)【心=◎、技=○、体=○】

 22日に今キャンプで初めてブルペン入りした。捕手を立たせて直球のみで23球。第3クールで感染性胃腸炎を患い、一時離脱していたが、体調も戻り、元気な姿をみせた。「予定よりも(ブルペン入りが)少し遅れてしまったので焦りはあったが、最初にしてはよかった」。田之上3軍投手コーチも「力強い真っすぐを投げていた」と、振り返った。

 19日には18歳の誕生日を迎え、北海道からはるばる駆けつけた両親にもバースデーを祝ってもらった。

 今キャンプでは下半身や体幹強化に取り組んでおり、4~5月の実戦デビューが目標。23日にはB組の楽天2軍戦でスコアシート記入にも挑戦した。「今までは高校生の球しか見たことがなかったが、同じ速さでもプロの先輩たちの球はキレが違う」と感じたといい、まずはプロで戦える体をつくり、実戦のマウンドに向かう。【ソフトバンク担当 福岡吉央】