オリックスのドラフト2位の黒木優太投手(22=立正大)が次回登板で先発テストに臨む。

 8回に登板し、無死一、二塁と走者を背負ったが、最速149キロの速球を軸に柴田を遊ゴロ併殺、乙坂を見逃し三振に抑えて無失点で切り抜けた。これで紅白戦を含む実戦4試合で5イニング無失点。「最初は8回に投げる重要性が頭に入ってなくて、ピンチを招いてしまった。最後は、横浜高校出身の人(乙坂)には負けられないと頑張りました」と言う新人右腕に、福良監督は「スタミナ、打者への(2回り目以降の)対応力など、長いイニングで適性を見たい」。中継ぎ、先発両方の候補で1軍に前進していることを認めた。15日の教育リーグ・広島戦(舞洲サブ)で先発5回を投げる見込みだ。