岩手出身で、選手会長を務める楽天銀次内野手(29)が、東日本大震災から6年の経過をかみしめた。

 球場の電光掲示板上部に半旗が掲げられ、試合前には約1分間の黙とうが行われた。銀次は「忘れてはいけない日。チームとしても、この日は大切な日だと思っている。東北の人たちに、もう1度笑顔を届けたい」と神妙な面持ちで語った。