開幕ローテーション入りが決まっている楽天釜田佳直投手(23)が、5回5安打1失点と最低限のパフォーマンスを見せた。

 2回と4回に先頭打者に二塁打を許すなど、毎回のように走者を出したことに対して、「簡単に打たれてしまったり、3者凡退のイニングが少なかった」。反省を口にする一方で、収穫もあった。速球やスライダーをストライクゾーンで勝負し、54球と少ない球数で抑えたことについて「無駄なフォアボールを与えず、ストライク先行で勝負できた」と振り返った。