阪神は開幕から初めて上位打線を変更。1番にルーキー糸原、2番に高山を起用。広島九里対策で1番から左4人を並べた。金本知憲監督のコメント。

 「ズラッと左を並べてね。高山もあまり調子が良くないんでね。昨日の糸原の振りの速さに期待して1番で起用した」。

 5回裏に先発能見に迷わず代打を送った。「(6回は)右が並ぶし、能見の今の調子。尻上がりによくなったが、あそこはズバッと迷いなくいった」。

 桑原が6回から登板。2回3奪三振の完全リリーフをみせた。

 「完璧なリリーフだった」と絶賛し、「すごい球ですよ。言ったでしょ? 今年から、あいつは(好調が)続いたら良いところで投げさせると」。

 8回に先頭糸原が二塁へのゴロでヘッドスライディング。微妙なタイミングだが、判定はアウト。一塁塁審ににじり寄り猛抗議。「セーフだよ、あれ。セーフでしょ?」。

 「今日の試合は僕の中で、すごくポイントになる試合と思った」。

 「去年の優勝チームとやる上で向こうは2勝1敗で御の字だろうけど、こっちはそうはいかんぞ、という姿勢。オーバーだけど、今日の試合でチームがどうなるのかな、と本当に思っていた」。