DeNAのルーキー浜口遥大投手(22)が5回1失点と粘りの投球を見せた。1回にいきなり1死満塁のピンチを招き2者連続三振で切り抜けたが、30球投じた。

 5回には再び無死満塁のピンチ。押し出し四球による1失点で抑えたものの、5回1失点で球数は124球まで増えた。3-1の2点リードで勝利投手の権利を得たままマウンドを降りたが、チームは9回にサヨナラ負けとなった。

 9日の中日戦以来の2連勝を逃し「制球が定まらなくて、試合の流れをつくりにくかった。球数を減らしていかないといけない。カードアタマにこういう投球をしていては、救援陣に負担をかけてしまう。あと1イニングは投げないと」と、粘りの好投ながら反省が口を突いた。