広島が0封リレーで勝ち、4カードぶりの勝ち越しを決めた。

 先発大瀬良に今季初勝利となる勝ち星がつき、攻撃陣もワンチャンスをものにした。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -大瀬良の好投

 緒方監督 中盤、4、5、6、7と毎回走者を背負って苦しいところ。本当によくしのぎ切ったというところで。大地に白星がついて、本人にも、チームにも、本当に今日はうれしい1勝になりました。3連戦がすべて1点差ゲームで勝ち越せたというのは、非常に大きかった。

 -1-0も大きい

 緒方監督 初戦がそれで負けだったからね。昨日もつめよられて1点差。今日も本当だったらアツ(会沢)を最後までね。今日はちょっとアクシデントあったから代わってもらったんだけど。決勝打点を挙げてくれたからね。

 -7回の松山の補殺など守備がもり立てる

 緒方監督 もちろんマツコの、松山のナイス返球。まさかと思うような返球をしてくれてね。キクの守備にしても、投手が苦しいなかでバックがしっかり守ってくれる。こうやって接戦のなかで2勝出来たのは大きかったと思います。

 -中継ぎ陣も

 緒方監督 ランナー出したけどね。ピンチどころか、苦しいところの連続だった。だけど最後の最後でバッテリーを含め、野手もみんなが頑張り抜いたというところかな。

 -打線もワンチャンスをものにした

 緒方監督 今日の相手宮国は本当に素晴らしかったね。低めに、それも両コーナーへのコントロールが抜群だった。(得点した5回に)ちょっと松山の打席くらいから球が浮いてきた。そこを攻撃陣がとらえてくれた。本当にワンチャンスを生かして勝てた試合だったと思います。