途中出場のソフトバンク福田秀平外野手(28)が、7回に勝ち越しの1号2ランを放った。

 6回に同点に追いつかれた直後の7回1死二塁。1ボールから142キロの直球を振り抜き、右翼席へたたき込んだ。「狙っていた直球を1球で仕留められてよかった。今シーズン初ヒットが大事な場面でのホームランで、少し興奮気味です」と笑顔だった。

 この日は「KANSAIクラシック」として南海のユニホームを着用。福田の打席では佐々木3軍監督の現役時の応援歌が流れ、「打て 我らの核弾頭」の声援に応え、同監督をほうふつさせる貴重なアーチを放った。