ソフトバンク松田宣浩内野手(33)が今季26試合目でようやく初本塁打を放った。0-1で迎えた7回2死から左中間への同点ソロ。ベンチに戻ると、左翼席のホークスファンに向かって「1(ワン)ダホー!」と今年のパフォーマンスを披露し、スタンドを沸かせた。

 105打席目でようやく出た1発。WBCに出場した侍ジャパンのレギュラー野手の中では、捕手小林をのぞくと大トリとなる第1号で「(3月7日の)WBCキューバ戦以来の(納得の)当たりやなあと思った。4月に苦しんで迷惑をかけたので、チームもこの順位にいる。4月中に1本打ててよかった」と、胸をなで下ろした。