広島が13安打11得点で勝った。前回の阪神戦(甲子園)で9-0をひっくり返された岡田が4勝目をマーク。エルドレッドが2発で打線を引っ張った。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -岡田がよく投げた

 緒方 最後の最後で7回ピンチになったけどね。うー(石原)も大胆に甘めに構えてたけど、そこにしっかり投げ込めた。最後までね。前回少しおきにいって制球が定まらなかった。その反省を踏まえて7回までだけど、最後まで投げてくれた。腕を振って力のあるボールを投げたね。

 -先発に久々の勝ち

 緒方監督 先発がゲームをつくれていなかったんだから、そうでしょ。今日みたいにしっかりね。完投せえとは言わないけどね。若いピッチャーなので、投げさせられるタイミングがあれば、イニング、球数を考慮しながら長いニングを投げてもらいたい。経験を積んでもらいたいという思いはある。6回でいいとは言わん。若い投手なので、どんどんいってほしいという思いが強い。

 -初のスライド登板

 緒方監督 中6で絶対回そうとは思っていない。若いんだし。どんどん投げてもらいたいと思っている。中5でも、球数によっては中4でもいいてもいいという思いもある。(スライドに関しては)現状は先発陣が苦しいから、力のある投手に優先に投げてもらうという今の現状だけど。ただ中6にはこだわらず、中5でもどんどん投げてもらいたいと思っている。

 -松山が2安打

 緒方監督 攻撃陣が本当に初回にいい攻撃をしてくれた。松山のセンター前も大きかったし、相手にもダメージを与えたと思います。8回も追加点を奪えた。みんなが集中してビッグイニングをつくれた。いい攻撃をしてくれたと思っています。

 -マツダでは6連勝

 緒方監督 これだけのファンから声援をもらっているんだから。選手もこの声援に応えるプレーをしてくれていると思っています。