左アキレス腱(けん)断裂からの再起を目指す阪神西岡剛内野手(32)が24日、30日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)で実戦復帰すると自身のインスタグラムで明かした。復帰戦は指名打者での出場かの問いに「せやな」と力強く答えた。また実戦までに1度、鳴尾浜でシート打撃を行う模様だ。打撃練習のタイミングについて掛布2軍監督は、西岡本人に一任する方針を明かした。

 この日は故障後初めてシートノックに参加。志願して遊撃の守備に就くと、軽快な動きを披露した。またフリー打撃では左打席で29スイング。柵越え1発を放つなど鋭い当たりを連発した。昨年7月の選手生命の危機ともいえる大けがで一時は引退も頭をよぎったという。それでも屈強な精神力で実戦復帰まであと5日とした。背番号5の復活は、すぐそこまできた。