プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(75)は25日、広島-ヤクルト11回戦(24日・マツダスタジアム)で、球審の投球判定に対して不服な態度をあらわにし、暴言を吐いたことで退場処分を受けたヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)に、出場停止1試合と制裁金10万円を科した。

 暴言による退場の場合、通常は厳重注意と制裁金が科されるが、バレンティンの退場は4月4日の阪神戦に続き今季2度目。セ・リーグのアグリーメントには、シーズン中に2度以上の退場処分を受けると、出場停止が科されると記載されている。

 出場停止処分を受けたのは、13年9月のマートン(当時阪神)以来。

 バレンティンは26日の中日戦に出場することができない。