ソフトバンクが日本ハムに快勝し、楽天と並び30勝をマークした。背中の張りのため中11日となった先発千賀が8回1失点。打っては8番上林が7号3ランを含む4打点と活躍した。

 工藤公康監督(54)は「(千賀は)変な張りもなく無事に投げきることができてよかった。背中を気にするそぶりもなく、投げている状態も問題なかった。上林はいいところで打ってくれた。前まで凡打だったところもヒットにしている」と笑顔で振り返った。

 49試合30勝19敗のパ・リーグ2位で、交流戦に突入する。2年連続で勝率1位になっている得意の交流戦を前に、工藤監督は「(今年も)勝率1位を目指していきたい。打線がよくなってきているので、投手陣が抑えれば(勝率1位の)確率も高くなる。なかなか普段当たらない投手を打つので、違いはあるが、先制、中押し、だめ押しとバランスのよい戦いをしたい」と話した。