左アキレス腱(けん)断裂からの再起を目指す阪神西岡剛内野手(32)が、実戦復帰を果たした。

 4番指名打者でスタメン出場。第1打席は2回表、先頭打者としてソフトバンク先発の左腕山田に対して右打席に入ると、初球の136キロの直球をたたいたが二ゴロに倒れた。

 4回表の第2打席は2死走者なしで右打席に入り、3球目の直球を右翼線へ運び安打をマークした。

 アキレス腱(けん)を断裂した昨年7月20日の巨人戦(甲子園)以来、約10カ月ぶりの実戦となった西岡は「素直にうれしい。野球ができる喜びを感じている。これから2軍でしっかり結果を残して1軍から呼ばれるようになりたい。ホンマにあいつ変わりよったと思われるようになりたい」と完全復活への第1歩に気合を入れ直していた。