中日吉見一起投手(32)が4回1/3を11安打8失点で今季最短KOされた。

 初回からソフトバンク打線に捕まった。1死三塁から3番柳田にあっさりと中前に先制適時打を打たれた。その後もデスパイネに適時打、松田に中堅へフェンス直撃の2点二塁打、上林には右中間へ8号2ラン。初回から6点を失ったのは自己ワーストと、立ち上がりに苦しんだ。

 ピリッとしない投球は続き、5回1死二、三塁のピンチをつくると、交代が告げられた。8失点は09年9月3日広島戦の5回8失点(自責点2)以来、自己ワーストタイ。吉見は「先発として一番やってはいけないことをやってしまった。ふがいないし、情けない」と肩を落とした。