楽天石井一久GM兼監督(48)が、若手の台頭へ「精神論と技術のサンドイッチ」の重要性を説いた。「最初にシンプルに負けたくないのがあって、次はどう打てばいいか、投げたらいいかというメカニック(技術的な部分)になってくる。ある程度のメカニックを備えたら、次はもう1回、精神論になると思うので、精神論とメカニックのサンドイッチをしてほしい」と技術習得より前に気持ちが大切とした。

近年は若手がおとなしく、気迫を前面に押し出す選手も少ない。指揮官は「メカニックに走る人もすごく多いので、まずその前に気持ちですよね」とメンタル面を強調。「例えば浅村とかも何でフォアボール多いかといったらピッチャーが警戒するからで、何で警戒されるんだといったら、ただ打つだけじゃなくて、襲いかかるオーラをまとっているからこそ。まず最初に向かっていく気持ちがあってからのメカニックだし、その次に、もういっちょコーティングして、精神論でやっていける人が一流プレーヤーだと思う」と主砲を例に挙げ、若手の飛躍を求めた。

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