<アジアシリーズ:統一7-4天津>◇予選リーグ◇13日◇東京ドーム

 台湾代表の統一が苦戦の末、サヨナラ弾で天津を振り切った。初の単独チームで乗り込んだ中国代表を相手に、投打とも中盤まで劣勢の展開。2回に6番下位打線からの4連打で3点を先制され、打線も4回2死までノーヒット。1点差に迫った9回2死でようやく追い付き、最後は北京五輪代表の潘武雄外野手が左中間にサヨナラ3ランを運んだ。苦笑いで公式会見に臨んだ呂文生監督は、「まだ実力差があると思ったけど、最後に勝てて何よりです」と冷や汗を浮かべた。