<楽天2-11西武>◇3日◇Kスタ宮城
楽天田中将大投手(20)が「魔の8回」に泣いた。2-0と2点リードの8回、1死から「おかわり君」こと中村に同点2ランを浴びると、さらに3安打を集められ、この回一気に4点を失い逆転を許した。9回には2番手・青山浩二(25)が大炎上の7失点。完封勝利ペースだったが、終わってみれば大敗で4連敗。
野村監督は「本塁打、打たれるような球、放っているじゃん。ホームランバッターに。逆風でセンターバックスクリーン、あそこまで飛ばされるのは、投げた方が悪い。逆風だよ!
同点本塁打、打たれて、その後勝ち越しされる。そこが大きな問題だよ。ボールが高いから。コチョンと落ちるんですよ。変化球は低く、遅い球は低くは、基本じゃん。本塁打にしても高いから上に上がる。まだ投球が甘い。涌井との違いはそこだ。魔の8回。一気にたたみ込まれるな。修正が効かないのかな?
凡打の内容が悪いから、不安が伝わってくるんだ。『助かった』って、相手の打ち損じが多い。そうなると、球が威力あるのかなと、いい方に考えるんだけど、そういうところで捕まる。ゴロ、フライ、空振りとあるんだけど、ゴロで打ち取っている時が、一番安定感がある。フライだと不安だわな。大きいのがあるかもしれない。低めに行っている間は安心だわね」と、マー君での敗戦にショックを隠せない。
さらに「指導が悪いのかね。監督が悪いんだな。隣の芝は青く見えると言うけど、涌井あたりのマウンドでの態度を見ていると感じるわ。エースの自覚。(自分は)甘いんだろうな。昨日はダルビッシュ、今日は涌井。こういうの見せられると感じるわ。ダルビッシュなんて、あんな悪いの初めて見たわ。でも、我慢して我慢して、よくなっていく。最後の方の見逃し三振なんて、圧巻でしょ。投球を知っている。どう言えばいいのかな。言葉は難しいけど。『ここは大事な1球』ってところはドーンと来る。強弱っていうのかな?
マー君は一生懸命投げるのはいいんだよ。いいんだけど、気持ちの強弱っていうのかね、マー君は全球、全力投球。だから、捕まる。遊びが必要なのかな?
(田中は)まだまだ知らない。投げ方も、打ち取るコツも。まだまだ課題はたくさんある。大きく成長するための、大事な時。彼にとってはね。覚える時だ」と続けた。
せめてこの敗戦を糧に、大エースに成長してほしいという、親心を吐露した。
[2009年7月3日22時55分]ソーシャルブックマーク



