<セCS第2ステージ:巨人6-4中日>◇第2戦◇22日◇東京ドーム

 巨人伊原春樹ヘッドコーチ(60)が試合後、中日の選手管理に疑問を呈した。この日、中日吉見がシーズン中、「ニンニク注射」とも言われる点滴を行っていたことが一部で報道された。日本プロ野球組織(NPB)のアンチドーピング規定に抵触する恐れがある。

 これを受け、同コーチは「12球団、プロ野球の問題ですよ。ニンニク注射をやったらいかんというのは、誰だって知っている。中日の認識が甘い」と怒りをつのらせた。吉見は23日の第3戦で先発が予想されているが「NPBの正式な処分が決まるまで登板は控えるべきか」という報道陣の質問に「普通の球団であれば、そうする」と最後まで怒りは収まらなかった。

 [2009年10月23日0時44分]ソーシャルブックマーク