横浜が5日、横浜市内の球団事務所で仕事始めを行った。加地隆雄球団社長(69)は「広岡、野村監督のデータ野球から学んだ、尾花監督の分析野球を、尾花ブラックボックスと呼ばせてもらいます。尾花ブラックボックスは、マネできない製品ができる、見破られない。尾花監督を中心とした『変だな。去年はこれで行けたのに。しかも、毎試合、毎試合、仕方が違うぞ』と戸惑いを与える、巧みな試合があっていい。巨人との戦力の差はまだ歴然としているが、大チャンピオンに、とことん挑戦させてもらう」と、尾花新体制のもと、ひたむきに勝利を求めていく意向を示した。

 [2010年1月5日12時44分]ソーシャルブックマーク