<西武2-6広島>◇12日◇西武ドーム

 広島東出輝裕内野手(29)が値千金の逆転適時打を放った。2点を追う5回、まずは小窪の左前タイムリーで1点差に迫ると、なおも1死二、三塁の好機で東出が西武先発帆足の速球を左前にはじき返した。2者が生還し、試合をひっくり返した。「最後の球が一番甘かったね。それまでファウルで粘れたのが良かった」と話した。帆足は今季、デーゲームで6勝を挙げ「昼王」の異名をとるが、4安打を集中して一気に3点を奪った。

 [2010年6月12日17時31分]ソーシャルブックマーク