楽天は8日、4班に分かれ宮城県内各地を訪問した。3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け避難所生活を行っている東北の人々を励まして回った。7日深夜、宮城県沖を震源とするマグニチュード(M)7・4の地震が発生。最大震度6強の強い揺れを経験したが、予定通りのスケジュールを守った。

 星野仙一監督(64)、田淵ヘッド兼打撃コーチ、佐藤投手コーチの3人は、県最南部の山元町を訪問した。被害状況を見て回り、最後に山下中学校に着いた。校内の広場で「きのうの言ったんだけど、秋には必ず言い報告をする。応援する時間と気持ちができたら、教えてください」とあいさつ。サインと握手で苦労をねぎらった。

 チームは7日夜、震災の発生後に初めて本拠地のある仙台市に戻っていた。