<ヤクルト6-6横浜>◇16日◇神宮

 開幕から好調の横浜が、驚異的な粘りでドローに持ち込んだ。4点を追いかける敗色濃厚の展開でも、決してあきらめなかった。8回に4安打を集中させて1点差に迫ると、9回にはヤクルトの守護神・林昌勇投手(34)から、石川雄洋内野手(24)が中前適時打を放ち同点に追いついた。

 9回裏を終えて3時間30分を超えたため、規定により引き分け。尾花高夫監督(53)は「面白いゲームだった。今年はあきらめないベイスターズ野球を見せます」と満足げに振り返った。