<ソフトバンク10-8西武>◇17日◇福岡ヤフードーム
打った瞬間に右手を突き上げた。同点の9回2死二塁。ソフトバンクの松田宣浩内野手(27)が西武のシコースキーをとらえ、左中間へ自身初のサヨナラ本塁打。試合時間は既に3時間半を超え、アウトになれば引き分けだった。土壇場で勝利をもたらしたヒーローは「感触は良かった」と興奮気味だった。
7回を終えて8-4とリードしていたが、8回にファルケンボーグが3失点し、9回には守護神の馬原が同点ソロを打たれた。重い空気が漂っていたが、松田のこの試合2本目の本塁打が窮地を救った。秋山監督も「きょうの勝ちは一番大きい」とたたえた。
チームはオフに内川やカブレラらを補強し、松田は開幕からの6試合のうち4試合で8番に座る。昨季は持ち味の積極性で自己最多の19本塁打をマークしているが、今季はつなぐ意識が強い。今季1号ソロを打った後の第2打席は4回無死一、二塁から冷静に四球を選んで好機を広げた。
「(今は)8番で結果を残すことしか考えていない。やりがいがあります」。上位につなぐこともでき、長打も打てる8番打者は相手にとって脅威に違いない。



