<阪神1-3横浜>◇24日◇甲子園

 横浜山本省吾投手(32)が、オリックスからの移籍後初勝利を挙げ、チームの連敗を5で止めた。キレのあるカットボールとスライダーを効果的に使い、8回途中1失点。7回まで三塁を踏ませない力投を見せた左腕は「(阪神ファンの)すごい応援でしたけど、このマウンドを楽しみながら、余裕を持って投げようと思ったのがよかった」と、充実の表情で振り返った。尾花高夫監督(53)も「本来の緩急を使ったタイミングを外す投球ができていた」と目を細めた。