元プロ野球ロッテ投手の成田文男(なりた・ふみお)氏が21日午後6時36分、肝不全のため岐阜市内の病院で死去した。64歳。東京都出身。自宅は岐阜県山県市高木1525。葬儀・告別式は既に近親者で執り行われた。

 1965年に東京・修徳高から東京オリオンズ(現ロッテ)に入団。69年の阪急戦で無安打無得点試合を達成し、70年に25勝、73年に21勝を挙げて最多勝を獲得した。80年に日本ハムに移籍し、82年に引退。通算成績は175勝129敗8セーブ、防御率3・20。