<日本ハム1-0広島>◇28日◇札幌ドーム

 広島は0-0で延長10回の守備に入った時点で、試合時間が3時間20分前後だった。3時間30分を過ぎて新たな延長回に入らない、との今季の規定を踏まえ、時間を稼いで引き分けに持ち込む作戦も考えられた。しかし、サファテが簡単に3人で抑え、3時間30分となる直前に11回に突入。結局、サヨナラ負けを喫した。

 引き分けを狙わなかったのか、との問いに野村謙二郎監督(44)は「流れですよ。野球の勝負にいったということ」と話し、大野投手チーフコーチは「残り3、4分あったし、そんなに露骨に(遅延行為は)できない」と話した。