右足付け根痛で登録抹消中の横浜ターメル・スレッジ外野手（３４）が５日、完全復調をアピールした。横浜スタジアムで行われた、先発投手陣による指名練習に参加。フリー打撃や左翼の守備位置での打球捕球などを行い、軽快な動きを見せた。

　尾花高夫監督（５４）が打撃投手を務めたフリー打撃では、「ビックリしたけど、楽しかったよ」と柵越えも含め、鋭い打球を連発。現在、リーグ２位の本塁打や打点王のタイトルにも意欲を見せながらも、「（タイトルを）とるためにはチームに貢献しないといけない。それを先に考えているよ」と、勝利優先のプレーを強調した。患部に痛みはなく、「思い切り打って、走って、守備もできてよかった」と１軍復帰に向け、準備万端の表情だった。