広島横山竜士投手(35)が来季の完全復活に燃える。4日は広島市内のマツダスタジアムで自主トレを実施。今年は3月初旬に腰部ガングリオン(結節腫)切除手術を受けたため、1軍戦登板が2試合にとどまった。それだけに「中継ぎをやる以上、勝ち試合を任されないと年齢的にも意味がない。3年契約で来年が最終年。年齢も年齢だし、精いっぱいやりたい。来年はプロ18年目で、生まれたときの子も入ってくる。『さすが、違うな』というものを見せたい」と気合を込めた。セットアッパーとして活躍してきたベテラン右腕は球団歴代8位の通算441試合に登板。区切りの500試合についても「行きたいですね。目標の1つでもある」と言う。オフは臀部(でんぶ)のトレーニングなどを重ね、来年2月の春季キャンプに向けて、ベストな状態に整える。