阪神城島健司捕手(35)が9日、球団広報を通して、現役引退した工藤公康投手(48)に感謝の言葉を贈った。ダイエー時代の95年から5年間、バッテリーを組み、多くを学んだ師匠のような存在だった。「これだけの長い間、またこの年齢になっても、野球に対する情熱を持ち続けていることに、とても頭が下がります。ホークス時代には、捕手のイロハはもちろんのこと、野球選手はこうあるべきだという姿、それは食生活だったり、1日の過ごし方だったり、本当にいろんなことを教えて頂きました。それが僕だけでなく、ホークスに根付き、工藤さんが抜けた後でも、その意志を引き継ぎ、よき伝統となり、現在の常勝チームの礎となっていることは間違いありません。本当に野球界にいい影響を与えて頂いたと思います。選手は引退されますが、まだまだご活躍頂かなければならない方なので、お疲れさま、と言うのは、まだ控えさせて頂きます」