現役のプロ野球選手が、高校球児にグラウンド上で技術指導を行うことが可能になった。日本高野連と日本野球機構(NPB)、日本プロ野球選手会は17日、プロ選手が高校球児に技術指導などを行うシンポジウム「夢の向こうに」について、来年はグラウンドで双方がユニホーム着用して技術指導する形をテストケースとして導入すると発表した。

 第1回は来年1月21日に宮崎県総合運動公園で開催する。宮崎県内の高校球児約1000人が対象で、プロ側は巨人などから8選手がパネリストとして出席。キャッチボールやティー打撃、守備などポジション別に実技指導する予定だ。